負の連鎖を断ち切ろう
2020/04/28
私たちは
親や先生
その他の周りの
大人たちから
どんな言葉かけを
されて大きくなった
でしょうか。
もちろん個人差は
ありますが
多くの人たちが
「〜しなさい。」
「〜してはダメ。」
といったような言葉を
日常的に耳にしてきた
のではないでしょうか。
子どもを
安全に社会性のある大人に
育てるためには
様々な指示をしたり
禁止をしたりする
ことが必要ですが
それが
あまりにも過度に
行われてきては
いないでしょうか。
子どものためを
思ってのこと
ではあるけれど
どこかで
言うことを聞かせることの
快感を味わっては
いないでしょうか。
どこかで
言うことを聞かないことの
イライラをぶつけては
いないでしょうか。
私たちは
さまざまな
強制によって
教育されてきています。
そして
それが当然だと思って
次の世代を
教育していくのです。
目上のもの
力のあるものが
目下のもの
力のないものに
強制をして
当然だ。
従わないものには
罰を与えて
当然だ。
という考え方を
次の世代へと
伝えていっては
いないでしょうか。
情報を
持っているものが
持たないものに対して
自分にとって
都合のいいように
情報を選んで与え
思いのままに
相手の行動を
操作して当たり前だ。
そういった考えの
負の連鎖を
私たちも
担ってしまって
いないでしょうか。
人間関係で
イライラする人は
実は
相手を思うように
操作できないことへの
イライラなのです。
その負の連鎖を
自分たちの世代で
断ち切りませんか?
本当に
相手のことを思って
相手の思いを尊重して
そして
相手を
一個の人格を持った
独立した存在として認め
接することの
大切さを
次の世代に
伝えていきませんか?
「相手の思いを
汲み取るなんて
大変だ。」
「時間がかかって
しょうがない。」
「手っ取り早く
禁止した方がいい。」
「どうせあの人たちは〜。」
そのような
相手の可能性を
軽視し
自分の価値観を
押し付ける考え方を
人類の文化から
取り除いて
いきましょう。
それができるのは
今バトンを
受け取っている
私たちなのです。
そして
そのやり方を
教えてくれるものこそが
コーチングなのです。