コーチは
話を聞くことの
プロです。

聞くというのは
簡単なようで
難しいことです。

話し方の勉強は
たくさんありますが
聞き方の勉強というのは
意識しない人が
多いようです。

それが証拠に
世の中の人は
聞いてもらうことに
飢えています。

「聞いた」とは何か
ということを
定義した人が
いるそうです。

その定義で
とても重要なのが
「聞いた」かどうかを
判断するのは
話した人だ
ということです。

Aさんが話し
Bさんが
聞いたとき

Bさんが
聞いたと思っていても
Aさんが
聞いてもらえたと
思っていなければ
それは
聞いたことには
ならないのです。

ですから
「聞いた」の
定義は

１
その人の目を見て
うなづきながら

２
途中で遮らないで
最後まで聞き

３
その内容を
話した
本人に確認すること

だそうです。

この3つを
満たして初めて
「聞いた」と
いうことに
なるのです。

コーチングセッションで
小中学生の
話を聞くことも
あるのですが

あまり
話すことに
慣れていない子が
ポツリポツリと
話をするという
こともよくあります。

「初対面で
　話しにくかったのかな
　どうだったかな。」
と思って
セッションの後で
お母さんに聞いてみると

「話を聞いてもらえて
　すごく良かったと
　言っています。」
という反応が
帰ってきます。

じっくりと
自分の話を
聞いてもらえた
という経験は

やはり嬉しい
ものなのだなと
思います。

あなたは
自分の話を
聞いてもらえていますか？

あなたの周りに
話を聞いて
もらえてない人は
いませんか？

聞くことの
価値について
考えてみませんか。