社員の評価は｜社員教育　経営者　山口

経営者の相談に乗っていると
さまざまな案件があるのだなと
感じます。

そのうちの一つが
社員の評価です。

働きぶりを評価し
給与に反映するのですから
とても重要な案件です。

社員の評価について
話しているうちに
教員時代に子どもたちの評価を
つけるときに気をつけていたことを
思い出しました。

それは
指導と評価とは一体である
ということです。

つまり子どもを評価するとき
それは自分の指導の結果だという
認識を持つということです。

子どもの評価が良ければ
自分の指導が良かった
子どもの評価が悪ければ
自分の指導がまずかった
ということでもあるのです。

これは社員の評価でも
同じことだと思います。

社員の評価が良ければ
自分の経営が良かった
社員の評価が悪ければ
自分の経営がまずかったと。

経営者がどれだけ
自分ごととして
考えられるかということです。

経営者が
「あいつは何をやらせてもダメだ。」
と言っていたとしたら
それは
「自分はあの社員を
　生かすことができない経営者だ。」
と言っているのと同じなのです。

そんな気持ちで
社員の評価ができたとしたら
その会社の経営は
どんどん良くなっていくでしょう。

社員の評価は
経営の評価でもある。

そんな経営者が
増えるといいなと思っています。