妻と一緒に
車に乗っているとき

2人でたまに
笑い合うときが
あります。

それは
私たちの車の前に
無理やり割り込んでくる
車がいたときです。

その車の
無謀な運転で
急ブレーキを
かけざるを
得なかったりすると

ムッとして
「ふざけるな！」
なんて文句を
言いたくも
なるものです。

そうなると
私たちの車内の
会話も途切れ
険悪なムードに
なってしまうことも
あります。

しかし最近では
そんなことがあると
私と妻は
笑い合って話すのです。

無理やり
割り込んできた
車があると

「きっとあの車の人
　うんこを我慢してて
　焦ってるんだろうね。」

「きっとそうだね。
　間に合うといいね。」

そう言って笑い合うのです。

車が無理やり
割り込んできた。

という事実は
変わらないのですが

「私たちが迷惑を被った。」
と解釈するのか
「急いでいて
　大変なんだろうな。」
と解釈するのか

それだけの違いで
自分たちの車内の
雰囲気は
全然違うものに
なります。

人生で起きる
あらゆる出来事も
この
事実と解釈で
できています。

事実は
変わらないのですが

解釈は
自分の考え方次第で
どのようにでも
変えることができます。

ポイントは
自分にとって
得になるように
解釈することです。

車の割り込みの例で言えば

険悪な雰囲気になる
解釈と
楽しい雰囲気になる
解釈では

どちらが
自分たちにとって
得になるのか。

ということなのです。

相手を
罰したいあまりに
自分たちが
損をする方向へと
解釈をするのは
もったいないと
思いませんか？

相手を罵って
得をするのは
誰でしょう？

誰も得をしないのです。

「大変だったね。」
「その気持ちもわかるよ。」
と優しく声をかけて
あげる方が
お互いにとって
よい結果をもたらします。

事実は1つ。
解釈は人の数だけ
あります。

どうせなら
明るく楽しく
建設的に
自分にとって
得になるような
解釈をして
生きていきませんか。