ドバイ旅行の夢｜抽象度　リーダー　コーチング

先日、倫理法人会で
講話をさせていただき
「リーダーは抽象度の高いゴールを
　持つことが大切だ」
というお話をしました。

朝食会で
こんな質問がありました。

「私は、ドバイに旅行に行くことが
　夢なのですが
　それが抽象度の高いゴールと
　どう繋がってくるのでしょうか？」
というものでした。

このような
個人的な趣味や遊びのゴールを
持つこともとても大切です。
いわゆる「煩悩」と言われるような
ゴールもそれに向かう
強いエネルギーが出てくるものです。

ただ、同時に
その煩悩の範囲を
広げることも大切です。

私はこのように答えました。

「ドバイ旅行に行く夢の
　抽象度を高めようとしたら
　こう考えるといいですよ。
　私だけがドバイ旅行をしたい。
　というだけでなく
　自分の家族も旅行できたらいいな。
　というふうに広げます。
　さらに広げれば
　職場の仲間も旅行ができたらいいな。
　地域のみんなも旅行ができたらいいな。
　そして
　世界中のみんなが
　自由に旅行ができるような
　そんな豊かな世の中になったらいいな。
　というふうに考えていくのです。
　狭い範囲で考えるのではなく
　広い視野、長いスパンで
　物事を考える習慣をつけるといいですよ。」

少なくとも
組織のリーダーという立場の人は
「自分だけ、今だけ」
という考え方から
「みんなが、将来にわたって」
という考え方へと
抽象度を上げていく必要があるのです。

自分には夢があるという人は
その夢が
どのくらい抽象度が高いのか
考えてみてください。

そして
その抽象度を高めていくと
どんな夢になっていくのか
イメージしてみてください。

ドバイ旅行の夢も
いくらでも
抽象度を上げることができるのです。
 

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