信じる力｜善人　悪人　コーチング

信じるという行為には
力があります。

ただ、その本当の力を
わかっている人は
少ないようです。

例えば
「Aさんは正直な人間だから信じる。」
というとき

信じるという行為には
力がありません。

もうすでに
正直である人は
信じるかどうかと
関係なくそうなのです。

しかし
「Bさんはいつも嘘をつく人だが
　信じる。」
というとき
その信じるという行為が
力を発揮するのです。

あなたに信じてもらえたとき
その真心が伝われば
Bさんは
嘘をつくことが
できなくなってしまいます。

信じるという行為によって
悪人が善人になる
ということが起きるのです。

信じるという行為は
こういった場合に
大きな力を発揮するのです。

その人の過去を見て
信じるかどうかを決める
というのは
信じる力を無視している
ということになるのです。

その人の過去が
どうであれ
よくなってほしい
幸せになってほしい
と願う気持ちが
信じるという行為を生み出し
その人を変えていくのです。

もちろん
真心から信じるという行為には
それが裏切られるかどうか
ということは
大きな問題ではありません。

丁半博打のような
確率の問題ではありません。

人を想う気持ちの
自然な表れが
信じるという行為なのです。
 

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